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カシア(中国、ベトナム、インドネシア、マレーシア産)シナモン、とセイロン(スリランカ産)シナモンのお話 !


カシア(中国、ベトナム、インドネシア、マレーシア産)シナモン、とセイロン(スリランカ産)シナモンのお話 !

 

 

シナモンの原料植物には、大きく分けるとセイロンシナモンとカシアという2種類があります。

シナモンは別名「にっき」「桂皮(けいひ)」「肉桂(にっけい)」とも呼ばれており、樹皮を丸めたものがスティック、細かく粉砕したものがパウダーです。香りが特徴のスパイスで、セイロンシナモンは上品で繊細な香り、カシアは濃厚な甘い香りがします。

 

 

見た目の違いですが、セイロン(スリランカ産)シナモンは薄巻きでカプチーノに付いてくるタイプ、

また、カシア(中国産等)はゴツゴツしていますが、シナモンらしい甘い香りはするものクセのある香りです。

セイロンシナモンの方が上品な香りで高級とされています。

 

 

 

シナモンは、体を温める作用、発汗・発散作用、健胃作用を持つ「生薬」として利用されています。 「シナモン」には毛細血管を保護する役割を持つため、毛細血管の減少や損傷から起こるシミ、シワ、たるみの予防・解消の効果も期待できるなど、美容にもさまざまな効能のあることを評価、アニーズコーヒーは、クマリンの多い、シナモンのカシアは使用せず、評価の高い安心、安全な「セイロンシナモン」に限定し、ブレンド茶としてジャズコーヒーに使用しました。漢方の陰陽のバランスから、緑茶、コーヒーのカフェインは体を冷やしやすい陰性食品なので、陽性のシナモンでバランスを取り入れてみませんか。 

 

 

私たちの身体は、60兆個を超える細胞に必要な酸素と栄養素を届け、不要となった二酸化炭素や老廃物を回収しているのが血液です。その血液の通路として全身にくまなく張りめぐらされている毛細血管は、栄養はもちろん、身体をウィルスなどの感染から守る免疫細胞や、さまざまな指令を出すホルモンを必要な部位に届けます。毛細血管は壁細胞(外側)と内皮細胞(内側)の2重構造になっています。この2重構造の毛細血管にゆるみや隙間ができるゴースト血管、そこから大切な血液や栄養が漏れ出してしまうダメージを修復するのが、Tie2です。血管の老化が肉体の老化につながるという、その血管のアンチエイジングのカギを握る『Tie2(タイツー)』毛細血管を修復する働きの「Tie2」を活性化させる食品として、アニーズファームは、セイロンシナモンをご紹介します。

 

 

 

ドイツでは、クマリンの過剰摂取に注意喚起

 

 シナモンには、クマリンと言う肝臓機能について研究論文:シナモンには大きく分けてセイロンシナモンとカシアの 2 種類があり、● 近年、シナモンの過剰摂取により肝障害を誘発することが指摘され、● BfR(ドイツ連邦リスクアセスメント研究所)では、2006 年、シナモンの過剰摂取は健康リスクを否定できないとして注意したい。● シナモンスパイスのクマリン濃度は、セイロンシナモンが平均で 13.7ppm、カシアは平均で3257.5ppm であった。特に、ベトナム産カシアは平均で 5425.0ppm であり、

 

 

 

 参考までに、健康リスクの為ベトナム産カシオ、のクマリン濃度と、セイロン産シナモン、の濃度は、「約300倍以上となります」他産地の製品と比べて高い値であったため、弊社は、セイロンシナモンのみ使用、安心・安全のセイロンシナモンをお楽しみください。

 

 

 近年、シナモンの香りの成分の1つであるクマリンという物質を過剰に摂取することにより、肝障害が誘発されることがわかってきました。ドイツでは、ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)が、耐容一日摂取量(人が一生涯にわたり摂取しても健康への影響上問題ないとされる一日当たりの摂取量)を、体重1キログラム当たり0.1ミリグラムに定め、注意喚起しています。

 

 

 東京都の調査結果

東京都では平成19年度に、市販されているシナモンスパイスやシナモンを含む食品のクマリン含有量について、実態調査をしました。

シナモン含有食品に含まれるクマリン(平均値)調査の結果、平均値で、スパイスではクマリンをセイロンシナモン※から13.7ppm、カシア※から3257.5ppm検出しました(1ppmとは、1キログラムの食品から1ミリグラムのクマリンを検出すること)。また、シナモンを含む菓子では19.7ppm、サプリメントでは2640.0ppmのクマリンを検出しました。この値から体重50キログラムの成人の1日許容量を計算すると、セイロンシナモンでは364.6グラム、カシアで1.5グラム、菓子で253.3グラム、サプリメントで1.9グラムとなります。平成18年都民健康・栄養調査結果で、「香辛料・その他」の1日当たりの摂取量は0.3グラム、「菓子類」は28.4グラムであることから、一般的な食生活ではシナモンによる健康影響はないと考えられます。サプリメントでは、すべての製品で、表示されていた一日の摂取目安量は2カプセルであり、その範囲ではクマリンの耐容一日摂取量を超えませんでした。

事業者の方へ

シナモンを含むサプリメントを取り扱う場合は、ドイツ連邦リスクアセスメント研究所のクマリンの耐容一日摂取量を参考に摂取目安量を設定するとともに、消費者の方が過剰に摂取しないよう情報提供に努めてください。

お問い合わせ、 東京都・健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当 です。

 

 

※ アニーズファーム株式会社のジャズコーヒー、シナモンとバスピット、お茶の入浴剤は、東京都、食品調整部、健康危機管理情報課の提案に基づき、カシアのシナモンは全く使用いたしておりません。セイロン(スリランカ産)のシナモンの安心、安全な製品のみ使用いたしておりますのでご安心ください。